申し訳ないですが、僕は死ぬまで日本に住みます
2009年 06月 21日
ネット上では定期的にこんな記事を目にします。
僕が普段関わっている人の中にも、内心こんなこと思ってる人がいるのかもしれないなと思うと悲しくなりますね。
かと言って面と向かって言われても困るものです。
数年前にあるライブの打ち上げで、そのハコのスタッフに「俺、韓国人嫌いだから」と言われたことがあります。
そのときはなかなか腹立ちました(苦笑)。
ぜってー忘れねーかんな!!(怒)
僕らが学校で習ったことを簡単に書くとこんな感じ。
祖父、祖母が若かった頃、日本が朝鮮を侵略した→祖父、祖母らは徴兵や徴用(炭鉱などでの強制労働のため)で日本に連れてこられた。植民地となった朝鮮半島では生活ができないため、日本に移り住んだ人も多い→それで自分は日本に生まれた。通名を持っているのも国とともに名前を奪われたことの名残り
だから日本人が在日朝鮮韓国人に対して「朝鮮に帰れ」と言うのはおかしいと。
でも最近では「侵略戦争は仕方のないことだった」、「朝鮮が日本の植民地になったことは朝鮮にとってはいいことだった」、「強制連行の事実はなかった」、「名前など奪っていない。朝鮮人が日本の名前をくれと言ったのだ」などの主張がやたらと目に付く。
正直、細かいことはよく分かりません。
立場が変われば正義は変わるものだし、被害者と加害者の主張は食い違うものじゃないですか。
ただ「何でまだ日本にいんの? 北にでも南にでもいいから帰れよ」という声に対しては、はっきりした答えが見つからずにいました。
(北朝鮮に帰ることは、今は制度上の問題で無理だそうです。具体的な理由は聞いていませんが、大学時代の先生が試みたものの無理だったとか)
でも最近はこう思うんです。
自分が日本に住み続ける理由は、家族を含めた知り合いの多くが日本に住んでいるからだと。
日本は韓国よりも文化水準が高く、あらゆることの利便さにおいてもそのほとんどが韓国に勝ります。
僕の場合はバンドをやっていることも大きく関わってくるでしょう。
ただ僕の知り合いという知り合いが全員どこかの国に移住するとすれば、それがどの国だろうが迷わず付いていくはずです。
「帰れ」という人は、同じ状況になったとしても「日本人だから」という理由一つでたった一人で日本に残るの?
「じゃあ在日全員でいっぺんに帰ればいいだろう」という現実的でないことを言い出す人もいるでしょうが、僕の大切な友達の中には日本の方もたくさんたくさんいるのですいません。
国籍や民族心のみで住む国を決められる人だけが「帰れ」と言ってもいい。
僕はこれからも、1人でも多くの人に「ちよんに会えてよかった」と思ってもらえるよう、生きていくだけです。
最近はなかなかお会いできませんが、
どうかお元気でお過ごしください。
(っ´ω`c)
암튼 칭찬해준거 같아서 고맙고, 정남이도 한국사람답게 살어~~~.