押し引きの判断
2007年 08月 07日
麻雀というと、まず普通は運の勝負だと思われます。
そしてその次に効率的な手順で手牌を組み立てていく技術が必要なことに気付き、
さらに打ち続けると押し引きの判断の重要さがわかってきます。
ここまでわかればやっと中級者の仲間入りだと言われています。
(僕はまだこれくらいのレベル)
この押し引きの判断というのは、麻雀に限ったことではなく、
あらゆる「勝負」においてとても大切なことで、
言い換えればこの大切さに気付かなければ勝つことは難しい。
格闘技などでは、相手が攻めて来ていれば
一旦ガードを固めて疲れさせ、それから反撃に転じたり、
ワンパンチに相手がひるんだと思えば、ここぞとばかりに殴りつけていく。
サッカーで1点差で負けているときのロスタイムに、
11人全員が相手ゴールの前まで上がったりするのなんかは
とてもわかりやすい例ですよね。
要は攻めるときは目一杯攻めて、守るときはきっちり守る。
このメリハリが大事であると。
攻めるべきでないときにいくのは勇敢ではなく無謀、
攻めるべきときにいかないのは慎重ではなく臆病なだけ。
攻め切れるだけのパワーと、
守り切れる技術が必要だということは言うまでもありませんが、
それを最大限に活かすための判断力があってこそのものだということです。