ニセモノは誰だ
2006年 08月 22日
またはその逆など、いわゆる「間違い探し」のようなものがあるが
先日、深夜にTVをつけるとそれをやっていた。
僕が観たのは4人の女性外国人講師の中に1人だけ、
講師でないどころか日本語しか話せない人がいるというものだった。
2番以降は国までは覚えていないが1番が韓国人、2番が白人、3番が黒人、4番が東南アジア系だった。
レッスンの模様などを見て瑕を探すのだが、
1番の韓国人の発音は講師というには程遠いもので、
外見もあまり変わらない日本人に韓国語を少し教えただけだということがすぐにわかった。
ところが正解は3番の黒人女性。
繰り返すが、1番の女性は見た目も発音も日本人としか思えない。
しかし3番の黒人女性が母国語を知らないというのも嘘ではないようだ。
つまり、ニセモノは1人ではなかったのだ。
考えてみると、ニセモノを何人も混ぜた方が当てられにくい上に、
ニセモノは誰か1人という思い込みから、正解が発表された後には
「その人以外にもニセモノはいるんじゃないか」とはなかなか考えにくい。
TVは本当によく出来ているなと感心させられた。