人は思い込み、錯覚する。
だがそれを認識できている人は少ないようだ。

例えば「ジャンケンは言いだしっぺが負ける」と言う。
なぜこの様な発想が生まれてしまうのか考えてみた。

AがB、C、Dの3人に、
「ジュースを賭けてジャンケンをしよう」と言いだした。
言うまでもなく負ける確率はそれぞれ1/4だ。

しかしB、C、Dが負けた場合はそのまま終っても、
Aが負けた場合は

「言い出したやつが負けた。それなら最初から自分で買いに行けばいいのに」
(A本人は『やらなきゃ良かった』)

と、思うはずだ。
そのため「言いだしっぺが負けた」という印象が残る。

1/4という確率は決して低くないため、しばしばそれが起こり
1/4が1/3や1/2にも感じてくるのだ。

これは学習能力に因り起こる現象だ。
人間は失敗を繰り返さないために、
結果から原因を探る本能がある。

曇っている日に傘を持たずに出かけると、
午後から雨が降り出し、濡れてしまった。
すると朝出かける時に空がどんよりしていれば、
雨に濡れた嫌な記憶がよみがえり、
「この前は曇っていたから雨が降るかも知れない。傘を持っていこう」となる。
学習能力がなければ午後から降る雨には対応することが出来ない。

しかし、朝曇っていても雨が降るとは限らないから
「傘を持って行った日に限って雨が降らない」と考えてしまう。
偶然を偶然と認識できていないのだ。

これが「ジャンケンは言いだしっぺが負ける」のメカニズム。
決してどうでもいい話などではない。
人間は授かった本能をコントロール出来る生き物であるべきだ。
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# by kimjiyoung | 2006-09-08 18:06 | デジタル VS オカルト | Comments(0)
僕が初めて誰かと会う時に気を付けていることがある。
それは「一番最初に気付いたことを言わない」ということだ。

例えば金髪の外国人がとても流暢に日本語を話していたとする。
数え切れないほどの人に「日本語お上手ですね」と言われているはずである。

僕がその外国人の立場なら「そんなことないですよ」と言いながら、
『またそれかよ』と思ってしまうだろう。

だから敢えて他の人が気付かなそうなところを褒めたりして、
相手の潜在意識に『この人は何か違うな』という印象を与えようとしている。

実際に効果があるかどうかはわからないが。
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# by kimjiyoung | 2006-09-06 13:49 | 雑記・エッセイ | Comments(4)

挨拶

日本で一番使われている挨拶言葉は何だろうか。
おそらく「お疲れ様」だろう。
「こんにちは」も「さようなら」も「もしもし」も使わず、
「お疲れ様」で代用してしまう。

ライブ会場でも、出演者やスタッフがすれ違うたびに
「お疲れ様です」を一日に何十回と口にするが、
僕はその場合、軽く会釈するだけにとどめている。

抵抗を感じるのは僕だけだろうか。
日本語には美しい挨拶言葉がたくさんあるのだから、
その状況に合わせて正しく使いたいものだ。
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# by kimjiyoung | 2006-09-04 11:10 | 雑記・エッセイ | Comments(0)

名前

またいわきでの話。
打ち上げでスタッフの方3人と話す時間があった。

2人は初対面、1人はあだ名しか知らなかったので全員に名前を聞いた。
すると3人ともなんとも日本的でとてもいい名前だった。――

最近の子供の名前は変だ。
ほとんどが読めさえしない。
センスの問題だと思うが、そんな読みづらくて独特な名前を
僕は全く良いとは思わない。

「いちろう」と言えば、誰もがシアトルマリナーズのイチロー選手を思い浮かべるだろう。
彼が残した結果から、「いちろう」という名前に個性が付いたのだ。

人は自分の名前を決められない。
だがその名前にどのような個性を持たせるかは
その人自身に委ねられるのだ。
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# by kimjiyoung | 2006-08-30 12:16 | 雑記・エッセイ | Comments(0)

雑巾よりも汚い心

先週末はいわきでのライブ。
打ち上げは海岸沿いの民宿で行われた。

山ほどあった缶ビールはあっというまにゴミと化し、
気付くと僕は服を脱いで、朝日の照らす海に飛び込んでいた。

民宿に戻り風呂に入る。
風呂から一番最後に出ると、一緒に海に入った一人の出演者が
海水と砂で汚れた階段を雑巾で拭いていた。

僕は「性格のいい子だな」と思っただけで
そのまま部屋に戻った。

座布団を敷いて横になりながら、
自分が少し汚れた様な気分になった。
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# by kimjiyoung | 2006-08-28 16:29 | 雑記・エッセイ | Comments(0)

ニセモノは誰だ

よくあるクイズの形式で、女性の中に男性が紛れているのを当てたり
またはその逆など、いわゆる「間違い探し」のようなものがあるが
先日、深夜にTVをつけるとそれをやっていた。

僕が観たのは4人の女性外国人講師の中に1人だけ、
講師でないどころか日本語しか話せない人がいるというものだった。
2番以降は国までは覚えていないが1番が韓国人、2番が白人、3番が黒人、4番が東南アジア系だった。

レッスンの模様などを見て瑕を探すのだが、
1番の韓国人の発音は講師というには程遠いもので、
外見もあまり変わらない日本人に韓国語を少し教えただけだということがすぐにわかった。

ところが正解は3番の黒人女性。
繰り返すが、1番の女性は見た目も発音も日本人としか思えない。
しかし3番の黒人女性が母国語を知らないというのも嘘ではないようだ。

つまり、ニセモノは1人ではなかったのだ。
考えてみると、ニセモノを何人も混ぜた方が当てられにくい上に、
ニセモノは誰か1人という思い込みから、正解が発表された後には
「その人以外にもニセモノはいるんじゃないか」とはなかなか考えにくい。

TVは本当によく出来ているなと感心させられた。
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# by kimjiyoung | 2006-08-22 02:05 | 雑記・エッセイ | Comments(1)

幸せの点数

先日、知人にアンケートに協力してくれと頼まれた。
全体的には「他人をどの程度信用しているか、どの程度コミュニケーションをとっているか」
というものだったのだが、
ひとつ気になる質問項目があった。

「幸せを100点満点とした時、現在のあなたの生活は何点ですか?」

1番から10番まで番号が振ってあり、
1番が10点、以降10点刻みで100点までの数字が並べられていた。

10番に丸をつけようとしたところでペンが止まった。
自分が望むものが全て揃っているわけではない現状で、
100点だとは言えない。

ひとつずつ下がって行き、60点でまた逆戻り。
結局70点に丸をつけた。

全くの憶測だが、この答えが一番多いのではないかと思う。
自分の置かれた状況におおよそは満足しながらも、
もう少し上に行きたいというわずかばかりの欲。

望むものが無ければ成長せず、
多すぎては諦めた方が早い。
神の創造の賜である。
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# by kimjiyoung | 2006-08-18 13:59 | 雑記・エッセイ | Comments(0)

タイトル2

※ブログを始めた当初は「麻雀とビールとバイク、そして音楽のある生活」というタイトルでした。

「バイク」

中免を取ったのは大学1年の時。
全寮制の大学から当時の家までの交通の便が
とにかく悪かったのがきっかけだった。

今は借りて乗ってたのも合わせると4台目(代目?)となる
YAMAHA TW200にまたがっている。

終発、始発は気にならない。
駐車代はかからない。
渋滞もなんのその。

酒は飲めない。
雨が降ればずぶ濡れ。
雪が降れば立ち往生。。。


「音楽」

先の3つと「音楽」の間に<そして>が入っているのは
その方がゴロがいいからだけではなく、
やはり自分の中で趣味とは別のものだという意識があるからである。

他の3つが楽しくてやっているのに対して、
音楽は苦しい、辛いと思う事の方が多い。
(ちなみに「音楽」という言葉は『音を楽しむ』という意味ではない)

なぜこれを続けているかという問いに対する答えは、
まだまだ先にあるように思える。

長い道のりになるか。
それとも歩くことを止めてしまうか。
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# by kimjiyoung | 2006-08-16 15:10 | ちよんブログ関連 | Comments(0)

タイトル

※ブログを始めた当初は「麻雀とビールとバイク、そして音楽のある生活」というタイトルでした。

このブログのタイトルは僕の趣味を並べただけ。
ただなんとなく付けたものだ。
今日はその趣味たちについて書いてみようと思う。

「麻雀」

僕が生まれた時、実家では祖父母が雀荘を営んでいた。
しかし、祖父母は孫の僕達に麻雀をさせようとはしなかった。
今思えば当たり前のことだが。

ある日父が、「麻雀ゲームを買っておいで」と5千円札をくれた。
その時買ってきたゲームで遊んだのが小学校4年生ぐらいの頃。
実際に牌に触るようになったのは高校に入学してからで、
大学まではとにかく打つのが楽しくてしょうがなかった。

大学を中退してからは強くなりたい一心で戦術書を買い漁り、
フリー雀荘にも出入りするようになった。

バンド活動をしながらは難しいかもしれないが、
将来的にプロ雀士になりたいとも思っている。


「ビール」

毎日1ℓ以上は平均して飲んでいる。
決して強いわけではないが、とにかく酒が好きだ。

「一人では飲まない」、「飲み会の場が好き」
という人が多いように思うが、
僕は全くその逆で、むしろ一人で飲むことの方が多い。
もちろん大人数で飲むのも好きだが、
できれば全員が気の置けない間柄であって欲しい。

都内でのライブは、会場までバイクで移動することがほとんどなので
打ち上げはもっぱらウーロン茶。
いつも帰ってから一人で打ち上がっては、
ウコンの力を飲んで寝ている。

(後半に続く)
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# by kimjiyoung | 2006-08-15 10:39 | ちよんブログ関連 | Comments(0)

何があってもお前の味方

「何があってもお前の味方だ」
こんなセリフを聞けば女子は喜ぶのだろうか。

そんなものは嘘だ。
なぜか?
これから「何があるか」わからないのに
その結果を約束する根拠が無いからだ。

恋愛に限らず、友人関係や仕事の同僚でも
「これからもずっと一緒」の様な保険じみた約束には虫唾が走る。

人間関係とは、<この関係を壊したくない>という気持ちから
互いに努力し、思いやり、緊張感を持つことで
良いものになるのだと信じている。

‘バンドのメンバー'という関係においてもそうだ。
「いつ誰にこのポジションを奪われるかも知れない」、
「こいつに辞められたら困る」などの
ある種の危機感がなくなってしまったら
スリリングでいい音は出ないと思っている。

僕はいつ誰と関わりを絶ち、
職場を辞め、バンドを去るかわからない。
その逆もまた然り。

「何かあればお前とは終りだ」

どちらが聞こえがいいかは、一聴瞭然だが。
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# by kimjiyoung | 2006-08-11 18:40 | 雑記・エッセイ | Comments(0)