동무(トンム)
2006年 10月 23日
この変わった性格を苦手と感じる人も多いし、
僕自身も他人に多くを求めたりするからだろうか。
2006年10月21日土曜日、神戸で初めてのライブ。
中学、高校でそれぞれ教師をしている、大学時代の同級生達が観に来てくれた。
彼女達はまぎれも無く、僕の동무(トンム)だ。
(동무(トンム)⇒朝鮮語で『友達』『仲間』の意)
その中の1人がしゃがれた声で言った。
「チヨン、頑張っとんやなー」
自分はただ好きなこと、やりたいことをやっているだけだ。
頑張っているという感覚はまったくない。
頑張ってくれているのはむしろ、
僕を支えてくれている、家族や職場の同僚達だ。
でもこの時は、彼女が僕のステージを観て何かを感じてくれたのだろうと思い、
言葉を飲み込んで、ただ笑った。――
ライブハウスに似つかわしくない4人の동무(トンム)達と、
見えなかった友情に気付かせてくれた、音楽という魔法に感謝。