ぼったくり
2006年 09月 12日
「何この金額、ぼったくりだよ」という人がいる。
それならば頼まずに店を出ればいいだけなのに、
文句を言いながらしっかり食事を楽しむ。
遊園地や動物園、山の頂上などで売っている飲食物は高い。
資本主義社会である以上、当然のことだ。
そこでもまた「こんなの原価100円にもならないのに」と。
嫌なら買わなければいいし、飲食物の持ち込みも
禁止されていないにも関わらずだ。
以前にも似たようなことを書いたが、
そこには選択の自由がある。
その余地が残されている場合は「ぼったくり」とは言わない。
もしそこにサービスの提供がされていなければ、
「普通こういう所には売店のひとつぐらい作っておくもんだろ」
と、言うに違いない。
お金を払えば冷たい生ビールが飲める、
つまみも食事もひと通りそろっているのだから
感謝のひとつでも出来ないのだろうか。
まったく人間は傲慢で、自分本位な生き物だ。