20171123 Live at 高円寺HIGH
2017年 12月 28日
髙木正典の歌が好きだということはよく言っているのでもういいですかね(笑)。
出会いはACBだったかな。
僕がZOMBIESTARZというバンドに入って2回目のライブがACBでZOMBIESTARZ企画だったんですが、
そこで対バンしたのが初めてですかね。
メンバーは結成初期の3人で、すごくいい歌を歌うなーと思ったのを覚えています。
その当時ドラムだった海太とはその前にジェネで1度対バンしてるのですが、
その時は全く話さなかったのでこの日が初対面みたいなものですね。
それからおいそこの曲のコードと歌詞を教えてもらって弾き語りをしたり、
正典の弾き語りを聴いて何度も泣かされたり、
度重なるメンバーチェンジを目にしてきたり、
いろんな所で対バンしたり、
たまにサシで飲みに行ってお互いの悩みなんかを話し合ったりもしました。
メンバーが定まらなくて、サポートメンバーを立てて、
パートを変えてまでも足を止めずに進んできた“おい、そこの道あけろ”。
結成当時のメンバーだった海太まで抜けてしまって、正典1人になった時、
ヘルプで叩いてほしいと最初に僕に連絡をくれました。
その時は(今もですが)SHACHIの活動で精一杯で全く余裕なんてなかったし、
自分なんかが力になれるのか、同世代にもっと上手なドラマーなんて
ごろごろいるじゃないかとかいろいろ思ったのですが、
ここでその気持ちに応えられなかったら今までの自分がうそをついていたことになるなと。
やれるだけのことをやると約束して1度だけ“おい、そこの道あけろ”として
CATS EYEの亮と一緒にステージに上がらせてもらいました。
それから程なくしてサポートメンバーが優依と悠巧に固まったのに、
“おい、そこの道あけろ”としては最後のライブになるという発表を
このイベントの直前にSNSで見ました。
バンド名を変えて再スタートを切るという意味だったことを後から知るのですが、
その時はびっくりしましたよね。
「え?辞めんの?どういうこと??」とちょっとしたパニック状態でしたから(笑)。
まあそんなこんなでイベント当日を迎えたわけですが、
まさに“おい、そこの道あけろ”のラストライブにふさわしいメンツで、
満員のフロアに向けてトップのCATS EYEからガンガン音をぶつけていきながら、
トリのおいそこまでしっかりバトンをつないでいきました。
そしてサポートの2人が正式メンバーになるとともに
“STUNNER”に改名することが明かされました。
これで一件落着、めでたしめでたしってわけではもちろんないですが、
やれる体制が整ったということは僕も素直にうれしいです。
もうこれからは迷わず突き進んでほしいし、いい歌をたくさん届けてほしいし、
ライブハウスでぶつかり合いたいです。
いろんなバンドマンがよく言っていますが、
バンド活動を続けられることが奇跡の連続だっていうのは本当の話で。
この3人がそろってSTUNNERになるなんて誰にも分からなかったし、
STUNNERだってSHACHIだってこれからいつどうなるかは誰にも分からないわけです。
だからこそ続けていくことの意味をしっかり感じて、続けられることへの感謝を忘れずに
これからもバンド活動に臨んでいこうと思います。
ありがとう、“おい、そこの道あけろ”。
よろしくな、“STUNNER”。