「9日まで休みなし」←9日は仕事?休み?

以前、同級生から急にメールが届いた。

「『9日まで休みなし』って言ったら9日は仕事?休み?」

と。



確かにこの言い回しはどっちにも取れる。
しばらく考えて、

「どっちにも取れるけど、微差で仕事かな?」

と送ったら、

「分かった。かみさんに謝るわ」

と返信が来た。


恐らくだけど、木村拓哉と山本太郎に似てるその友達は
奥さんに9日は休みのつもりでそう伝えたところ、
奥さんは9日まで仕事だと解釈して口論になった。
それで「同級生に日本語にうるさいやつがいるからそいつに聞いてみんよ」
ってことになったんじゃないかと。


そのあとSNSとかLINEグループでも意見を募ってみたんだけど、
きれいに真っ二つだった。
俺ももう10年近く日本語の校正やってるけど、これはなかなかの難問です。

例えば「9日まで休み」だと解釈のしかたは1つだよね。
「9日まで仕事」も同じなんだけど、
「まで」+否定形になると一気にややこしくなる。

同じ言い回しでも、

「月末まで休みなし」〜その月の末日までは仕事、翌月の頭辺りに休みがある
「GWまで休みなし」〜GWは休み、GW直前までは仕事
「明日まで確認できない」〜明日一杯は確認できず、明後日には確認できる
「来月まで彼女と会えない」〜会えないのは今月末までで来月には会える

って感じで「まで」の範囲が前後する。


ドラマーのLINEグループでは、
「『サビまでキックなし』だったらサビにはキックを入れる?入れない?」って聞き方もしたんだけど、
これもサビからキックを入れるのか、サビ明けから入れるのか解釈が分かれる言い方。


結論としては「9日まで休みなし」だけではどっちか判断できない。
聞いた側が2通りの解釈が可能なことに気付いて聞き直すのがいいんじゃないかな。
言った側はどっちかのつもりで言ってるわけだから、そこに責任を持っていくんじゃなくてね。

これ書いててまた混乱してきた(笑)。
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by kimjiyoung | 2015-06-02 20:25 | 雑記・エッセイ | Comments(0)