想像は力である

「女子大生が夜はキャバクラでバイトしてる」



「キャバ嬢が昼間は大学に通ってる」

だと聞こえが全く違うというのは有名な話。


これは言葉の伝え方しだいで受け取り方がこうも変わるとか
伝え方は大切だということだけではなく、
聞こえに惑わされず本質を見抜くことの重要性を教えてくれている。
上に挙げたケースでも結局はどちらも同じことを言っているわけだから、
どう聞いたとしても同じように評価すべきなのだ。

「女子大生が夜はキャバクラでバイトしてる」と聞いても
よんどころない事情で水商売に従事している子が
そこから抜け出そうと勉強しているんじゃないかとか、
「キャバ嬢が昼間は大学に通ってる」と聞いても
要は楽して稼ぎたいだけなんじゃないかとか、
少し想像力を働かせればまた別の捉え方ができる。

この想像力が生きていく上では本当に大事で、
「頭がいい」、「賢い」という言葉は「想像力がある」に言いかえられると僕は思っている。

「想像力」というと発明とか、アイデアとか、
無いものを生み出すみたいなことを思い浮かべるかもしれないけど、
それはどちらかというと「創造」のほうで、
実生活における想像力は未来を推し量る能力のこと。
つまり何かを選択した時、そのあとに起こりうるパターンがどれだけあるか、
それぞれが起こる確率はどの程度かを考えられるかどうかということだ。

ミスが多い人を見てると、
「なんでそうなるって分からなかったの?考えれば分かるだろうに」
と思うことが多い。

結局考えてないんだよね。
想像しないから失敗する。
想像してないから対応できない。

以前に書いた「4分の1理論」もまさに想像力の話で、
大きな失敗を回避するためにはとても有効。

人生ってなかなか思うようにはいかないじゃん。
やるべきことを一生懸命にやったつもりでも、常に正直に生きてきたとしても、
望まない結果が起こるなんてことはいくらでもある。
それでも嘆かず、腐らず、前進していくためには想像力を働かせること。
他人と過去は変えられなくとも、自分と未来は変えられるのだから。
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by kimjiyoung | 2015-01-24 16:23 | 雑記・エッセイ | Comments(0)