韓国人は韓国に住むべきか

韓国朝鮮人の話です。

自分の中でずっと答えが出ずにいた問題が今日、人と話していて少しだけすっきりしたので
整理の意味も含めて書き記してみようと思います。
興味がある方はお付き合いいただければ。

僕は在日韓国人3世で朝鮮学校出身、21歳で渡韓するまでは朝鮮籍でした。
本名を名乗っていますし、帰化するつもりはありません。
かといって韓国に移住するつもりもなく、日本で韓国人として生きていこうと思っています。

実生活では僕の民族や国籍に関する考え方を聞かれない限り話さないので、
面識があってもよく分からないという人も多いでしょう。
興味がある方は聞いてくれれば話しますよ。
このブログの過去エントリーにもいくつかまとめてあるので
「ちよん ブログ 韓国人」なんかで検索してみてください。


さて「ずっと答えが出ずにいた問題」というのは、韓国人を名乗りながらなぜ日本に住むのか、
韓国が好きなら韓国に帰るか、日本がいいなら日本人になるかのどちらかにすべきなのではないかということです。
日本の住みやすさは享受しながら、別のナショナリズムを掲げるのはムシがいいのではないかと。

ただこれは他のいろいろな問題と混同したために生まれている感覚なんじゃないかと思ってきたんですよね。

一貫性がないのはよくありません。
言ってることとやってることが違うとか。
僕もそういう奴は嫌いです。
ムシがいいのもいけませんよね。
自分の都合でものを言って他人を困らせるわけですから。
でも韓国人として日本に住むのが、
果たして一貫性がなくムシのいいことなのかっていうことをもう一度考えてみました。


例えばですが、東京に生粋の江戸っ子がどれだけいるでしょうか。
地方出身者ばかりですよね。
その地方出身者は地元に帰属意識を持って生きているのが普通でしょう。
東京で仕事をし住まいを構えながら、
大阪弁を使って、たこ焼きを食べながら阪神タイガースを応援している大阪出身者に向かって、
「そんなに大阪が好きなら大阪に帰るか、
東京に住むなら標準語を使って雷おこしを食べながらジャイアンツを応援しろよ」と
どれだけの人が言いますか?
これが今回言いたいことのほとんどです。

本人は東京生まれだとしても両親は他県の出身とか、
はたまた本人も両親も東京生まれだけど祖父母のうちの誰かは、などと考えたら
生粋の東京人なんていないも同然なんじゃないかな。
それでも父親が九州男児なら九州に愛着があったり、祖母が生まれた青森に行ってみたいと思ったり。
そんなことすらも許されないのかと。

「いや、それは日本国内の話であって、日本と韓国は国が違うじゃん」という声が聞こえてきそうですね。
そう思ったあなたはパスポートを持ってないんじゃないですか?
世界的に見れば「その国の国民しか生活してはならない」なんていう感覚はマイノリティーですよ。

韓国人は韓国に帰れなんて言う奴はキムチも焼肉も食っちゃダメだし、パチンコやっちゃだめだし、
もっと言えば住んでる地域以外のものも食べちゃダメだし、他地域の人とも関わっちゃダメですよ。
生まれた所の半径数キロから出ずに自給自足して、
その町の人としか関わらずに細々と生きて死んでいってください。

お前が着てるその服だって、きっとよその国の人が作ったんだよ?
その服をお前が買えるってことは国境を越えてのビジネスに成功した人たちがいるからだし、
その人たちのおかげでいい服を安く買えるんだぞ。
そうしてより住みやすい社会に発展してきて、その恩恵を受けているにも関わらず、
何人はどこそこに帰れとか一体どの口が言ってんだ。
それこそ一貫性がないしムシがよすぎるんじゃないか?


だから差別は悪なんです。
僕が好きな日本、これからも生きていく日本から
そんな考え方が少しでも早くなくなりますように。
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by kimjiyoung | 2015-01-09 22:43 | 雑記・エッセイ | Comments(0)