配牌の悪い人生

10年ほど前だっただろうか。
俳優の坂上忍さんが書いた麻雀の戦術書を
新宿の紀伊國屋書店でちらっと立ち読みしたことを今日ふと思い出した。

「配牌が悪い時のほうがワクワクする。
この手がどう仕上がるのか想像もつかない状態から、
一牌ずつツモっていきながら完成形に近づけていくことこそ麻雀の醍醐味。
好配牌なんて、誰がどう打ったって同じアガリにしかならないのだからつまらない」

というようなことを書いてあった。

当時は、単なるポジティブシンキングの類だろうとしか思わなかった。
そうは言っても勝ってこその麻雀であり、
アガリの近い好配牌に越したことはないだろうと。


親から譲り受ける家業や資産があるわけでもなし。
優れた容姿を持っているわけでもなし。
そんな自分とバラバラの配牌を重ねて、
人生の摸打を楽しんでいることに気が付いた。
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by kimjiyoung | 2014-01-12 21:33 | 雑記・エッセイ | Comments(0)

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