アンチファンに学ぶ、自分を信じるということ

ちょっと前にtwitterで、

「政治家じゃなきゃ政治に口出しちゃダメなの?
音楽やってなくても音楽について思ったこと言っていいし、
スポーツやってなくてもスポーツについて言いたいこといっていいじゃん!」


的なことを言ってる人がいた。(うろ覚えなのでだいぶ改変してあります)

もっともだと思う。
自分がやってないことについては何も言えないなんて無茶苦茶だし、
そもそも政治家も音楽家もスポーツ選手も、
専門家じゃない人を認めさせてナンボの職業なわけじゃん。
玄人受けしたって成り立たない。

もっと言うと、そのジャンルに興味がない人は文句も言わないじゃん。
あれこれ言う人こそ、そのジャンルに興味を持ってる、
もっと分かりやすく言えばお金を落としてくれる人なわけ。
だからなおさらあれこれ言う人を邪険にはできないんだよね。
昔ドミノピザでバイトしてた時に経験したんだけど、
クレームを入れてくるのは基本的にヘビーユーザーだったもんな。

ただそうなんだけどさ、そうなんだけどまあ言い方もあるよね。
やっぱ評論家気取りっつうか、当事者からしたら
「テメエに何が分かんだコラ」と言い返したくなるようなことも多いから。
誰に上からもの言ってんだみたいなさ。

でも考えてみたら上からもの言っていいんだよ。
投票権を持ってるのは国民だし、
お金を払ってライブや試合を見に来てくれるのはお客さんだもん。
その人たちのほうが立場は上なんだ。
だから好き勝手言っていい。
それで気持ちよくなれるなら存分に評論家を気取ってもらって結構。
言わばそれがその人の楽しみ方なんだから。

だから評価を受け取る側も、いちいち凹んだりしてちゃダメだし、
冷静に判断して正しく受け止めなきゃダメなんだよね。
そして一番まずいのは、アンチを気にしてブレること。
自分のスタイル、システムがある人間は強い。
逆に弱い人間は小さなことに一喜一憂するだけで次につながらない。

何か行動を起こせば賛否両論あって当然。
好みってものがある以上、100人を100人とも納得させることなんてできないんだから。
それに好評っていうのは得てして本人の耳には届かないものだよ。
炎上でtwitterをやめちゃう芸人に対して有吉さんが、
「どうして物言わぬ支持者の存在に気付けなかったんだ」みたいなことを言ったらしい。
仕事にしてもそう。
頑張ってきちんと仕事をこなしてもなかなか褒めてはもらえない。
ただたまに失敗したら、そのときはしっかり叱られる。
そういうもんなんだよね。

改善することとブレることって紙一重だし、
自分のスタイルを貫くのと意固地になるのも紙一重。
ただその違いは意外とはっきりしてる。
自分では正しいと思ってるのにビビって変えたらブレてるってことだし、
自分では間違ってると分かってるのに癪に障るからって変えなかったらそれはただの意固地。

結局自分では分かってる。
結局は自分を信じられるかどうかなんだよね。
そして自分を信じるためには努力の積み重ねが必要。
他人と信頼関係を築くためだけじゃないんだよ。
自分に対しても同じ。
「よし!今日から自分を信じる!」っていう決心なんかじゃどうにもならない。

日々の努力だけが人を成長させるっていうのは、そういう意味なのかもしれないね。
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by kimjiyoung | 2013-05-26 01:31 | 雑記・エッセイ | Comments(0)

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