李忠成選手の活躍で
2011年 02月 02日
またさらに大きく変わっていくでしょう。
僕の中で朝鮮人と見なすかどうかの基準てのがあって、
それは国際試合でどの国を応援するかってこと。
分かりやすいのはやっぱりサッカーかな。
国籍がどこか、本名を名乗ってるか、
朝鮮語を話せるか、辛いものが好きかとかいろいろありますが、
やっぱりスポーツが一番明確に分かる。
幼いころから通名を使ってきて、
民族教育も受けてないから日本語しか話せないとしても、
自分のルーツが半島にあることを自覚していて、
スポーツになるとなぜか朝鮮・韓国を応援しちゃうって人がいます。
僕にとってその人は朝鮮人なんですよ。
じゃあ李選手はどうかと。
応援どころか日本代表として決勝点を叩き込んじゃってるっていうね(笑)。
でも俺から見たら李選手は日本人とは言えないのね。
みんなはどうかしら。
だってまずチームメイトからチュンソンって呼ばれてるし、
両親を「アボジ、オモニ」っていうし、顔も韓国人丸出し。
キムチがないと飯食えないしね(←俺の勝手なイメージです)。
在日にはほんとにさまざまな生き方や価値観があってさ、
これからもどんどん多様化していくはず。
でも、だからこそ「じゃあ何でもいいよ」じゃなくて、
「俺はこうだ」ってのがなきゃダメなんだよね。
(このブロック、今日のエントリーで一番大事なとこよ)
国籍、名前、学校。
みんな自分の好きなようにやればいい。
だって自分の幸せのためだもん。
当然だよね。
俺は本名を名乗り続けるし、子供は朝鮮学校に入れます。
言葉もしっかりできるようにこれからも努力します。
辛いものも食いまくります。
これが俺を朝鮮人たらしめることたちだからね。
しかしもう10年以上も前から言ってることだけどさ、
スポーツは国家代表だ、ボクシングの世界チャンピオンだ、
全国高校ラグビーで四強だって、朝鮮人がどんどん活躍してんのにさ、
文化方面はてんでダメだね。
スポーツほど実力がモノを言う世界じゃないってのもあるけど、
それにしてもね。
ほんとは俺が突破口を開くつもりだったんだけどなー。
そこは本気で情けないと思ってます。
今でもバンドは続けてるけど、
年齢的にも、それこそサッカーでいうところの延長戦後半に差し掛かってるからね。
そろそろハイパーボレーをぶち込めるように頑張ります。
あのシュートを見て、
「あのタイミングでフリーだったら俺でも打てそう」
って思っちゃうところが俺、運動音痴丸出しよね(笑)。
ちよん的、朝鮮人と日本人を区別する新基準は、
「両親を『アボジ、オモニ』と呼ぶか」に決定しました。
音楽なんか、せっかく学校公認でバンドやっててもなんかウリナラテイストな歌じゃないといけない感じになってるし。
中途半端に民族性を混ぜ合わせちゃってお互いのいいとこ潰しあっちゃってる。
なんでもっと根本から違うモノ作り出さないかなっていつも思う。
在日朝鮮人社会全体における風潮のほうが問題としてデカいな。
朝大のバンドもそう。
規制うんぬんより下手くそでダサいだけ。
中学生レベル。
俺を顧問として招けば、高校生レベルにまではすぐ持ってってやるのに、
なんで呼ばないかね。